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ヘルニアの基礎知識

ヘルニアは一般的に、椎間板ヘルニアのように、神経が骨や骨盤のずれによって圧迫されて痛みが起こるものです。
また、鼠経ヘルニアや食道裂孔ヘルニアのように、内臓が飛び出してしなう症状もあります。
発生させないためには、骨の歪みや骨盤のずれを起こさないようにして、内臓が正しい位置にあるようにしていることが必要になります。
ヘルニアは逸脱部位、逸脱臓器、それを覆う体腔被膜の三要素で構成されていて、体腔の内で起こるものを内ヘルニア、体腔の外で起こるものを外ヘルニアといいます。
内ヘルニアには、横隔膜、腹腔内、盲腸周囲などがあります。
外ヘルニアには、鼠径、腹壁瘢痕、大腿などがあります。
ヘルニアは発生する場所や原因は様々で、誰の身にでも起こる可能性のあるものです。
珍しい病気ではないので、予防や治療をするためにも、まずはどのようなものなのかを理解することが大切になります。

ヘルニアの主な原因と症状

ヘルニアは突発的に発生する人、徐々に発生してくる人がいますが、どのような場合でも原因は腰への過度の負担です。
周辺の筋肉が加齢によって衰えてくるのも発生する原因とされています。
体のどの場所にも発生する可能性があるものですが、腰の部分で起こることが多いようです。
腰や背中が酷くこったり、腰を曲げると太ももやふくらはぎに痛みが走ったり、腰を曲げにくかったりするなどの症状がある場合は、椎間板ヘルニアになっている可能性があります。
症状が酷くなってくると、歩行困難や排尿困難になる恐れもあるので要注意です。
鼠径ヘルニアの場合は、腹膜や筋肉が加齢に伴って弱くなり、内臓の重みに耐えかねて脱腸してしまうことが大きな原因となっています。
症状は飛び出す以外、普通は何もないのですが、押し込むと引っ込んでいたものが、引っ込まなくなる嵌頓(かんとん)になってしまうと、強い痛みや吐き気を伴うようになります。

ヘル二アの治療と予防

椎間板ヘルニアの治療には、保存療法と手術療法の2種類があります。
症状とともなって、排尿障害や重度の下半身麻痺、強い痛みが持続的に続く場合など以外は、ほとんど保存療法が施されます。
ただし、鼠径ヘルニアの場合は、一旦出てしまったものは保存療法を行なっても元には戻りませんので、手術しか基本的に治す方法はありません。
保存療法中に絶対にやってはいけない事は、腰への縦衝撃の強い運動です。
重い荷物を運んだりするのもしない方が良いでしょう。
椎間板ヘルニアの場合には、カイロプラクティックや整体、鍼灸院、接骨院などで治療を受けますが、そこでは治療の一環として、正しい姿勢になるようにチェックしてくれたりもしますので、治療後も予防のために定期的に通って、姿勢や骨格の状態を確認してもらうことも大切です。
治療をするには一般的に長くかかるようなので、出来れば近所に信頼できるかかりつけの先生を見つけると良いでしょう。

ヘルニアは再発するのか

ヘルニアは数ヶ月も経てば、自然と細胞に吸収されてなくなることが殆どですが、再発する可能性は十分にあります。
また、潰れてしまった椎間板は完全に回復するには難しいとされています。
再発しやすい人としない人の違いは、治療後の予防対策にあります。
再発しない人は、自分が何故なってしまったのかを把握して、その原因となるものを失くすように対策をしているのです。
生活習慣の見直しなどもせずに、今までと同じ様に過ごしていると、せっかく治っても再発してしまうというわけです。
再発しないようにするためには、姿勢を正すだけの簡単なことでも良いのです。
天気の良い日に散歩するなど軽い運動やストレッチなど、出来る事からはじめてみましょう。
再発しない事が1番良いのですが、再発するリスクの高いものなので、万が一そうなった場合に備えておく事も忘れないようにしましょう。

ペットもヘルニアになる

ヘルニアは人間だけがなるものではなく、他の動物も起こる可能性のあるものです。
鼠径ヘルニアは人間だけに起こるものですが、その他のものはどの動物にも起こるものとされています。
犬や猫はヘルニアを起こしてしまうと、人間よりも症状が重くなることがあるので油断してはいけなせん。
犬や猫の場合は、発見されずに進行してしまうことが多いので、飼い主さんが責任をもって対処してあげましょう。
犬が特に起こしやすいのは椎間板ヘルニアです。
犬の場合、遺伝によることが多いので、親犬などが起こしていたときには注意が必要です。
おかしな歩き方をしている、立ち上がることができない、触られるのを突然嫌がるなどが見られたら椎間板ヘルニアになっているのかもしれません。
ヘルニアを発症していると思ったら迷わず病院へ行くことをお薦めします。
猫が起こしやすいものは、怪我による横隔膜ヘルニアなど外傷性のものです。
猫は車に引かれたり、高いところから落下したりすることが多いので、外傷性のヘルニアが多いのです。

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